キュウとハチは1歳半。彼らが仲良く一緒に出かける姿を目撃する最後の機会になりました。
♂と♂とはこんなものなのですね。この後は互いにライバル、敵同士なのです。会えば本気の喧嘩です。
毛は飛び散り、血は流れ、本当に痛々しい姿になってしまいました。
これから雄同士の縄張り争いに出掛けるため、排尿中のハチを待つキュウ(この時点では、キュウ・ハチは連合軍でした)。 |
一方のハチ。だいぶビビってるようで、落ち着きがありません。 (2008/03) |
排尿の結果を一応確認します。見るからにオドオドしてて、ちょっと気の毒な感じ。 (2008/03) |
キュウが追い払おうとしていたキジトラは立派な体格の雄でした。
ハチの加勢もあったことと、このキジトラが疥癬を発症したことなどから、テリトリ確保に成功したのです。
ところが、このことがやがて2匹にも災いをもたらすことになりました。
ハチ (2008/04) |
ハチ (2008/04) |
この一帯のテリトリを奪ったのはキュウであり、運動能力で劣るハチは自然室内にいることが多くなった。
当初は喧嘩の傷と思っていました。やがて食欲が落ち、どんどん痩せて元気がなくなって行くキュウを見て、やっとネット検索に走るダメな飼い主でした。
隣の畑の真ん中にポツンと座り、俯いてじっと耐えてるキュウの姿は今でも忘れません。呼んでも来ないからこちらから出向いて抱き上げると、ありったけの力で私の胸に爪を立てしがみ付いて来て、傷だらけの頭をこのアゴにごりごりと擦り付けるのです。
もう、何を言いたいか、それだけで十分でした。注射2回でほぼ確実に治ると知って、ネットで調べた信頼できそうな動物病院へGo!
≪注射の日≫
キュウ[1回目]6/10、[2回目]6/24
ハチ [1回目]8/11、[2回目]8/23