結果

記録 23' 37"
距離 5 km
種目名 男子 50 才以上の部
種目別順位 27位/68人[85人]
総合順位 111位/426人[553人]
※ 上は 順位/完走[登録]
天候:曇り、 気温:16.1 ℃、 湿度:83.0 %


会場スナップ

 今回は写真がこれだけしかありません。理由は、もちろん雨。(写真1)から分かるように、一時どしゃ降りでした。やがて、弱まったところで受付に(写真2)。更にメイン会場に行ってみると、ウォーミングアップしてる人(写真3)がチラホラと。そして、中身の気になる商品(写真4)をパチリ。えっ!ホノルルがソウルに替わってるよ。

 参加賞は同じデザインのTシャツ。今年の色は”オレンジ”でした。不参加だった昨年は”紺 or 黒?”のようでしたが、これはこれで毎年のコレクションが楽しみです。えっ!でも、オレンジ・・・これ着てジョギング?・・・うっ、少しだけ勇気が必要かも知れない・・・(^^ゞ



参加記

なにはともあれ、いわい将門ハーフマラソンを無事走って来ました。バンザ~イ\(^o^)/
と言っても、種目は最短の5キロ。もちろん年齢区分は高齢組。

今年も加齢には逆らえず、いやはや故障の連続でした。ここまでほとんど纏まった走り込みなどした記憶がありません。特に9月上旬から、左アキレス腱に出来た小さな腫瘍が走るたびに腫れ上がって痛み、整形外科では「良性だろうから、MRI撮って切開しましょう」なんて言われる始末。何とかこのまま収束して欲しいとの願いから試行錯誤が続きました。そうしたところ、ソックス2枚履きが効を奏したのか(自分ではそう思ってるが)、11月に入ったころから痛みが気にならない程度に寛解しました。

こうして、つい2週間前までは諦めていた参加が現実のものとなったのです。

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

天気予報では小雨だったのに、当日の朝起きたら温かな曇り空。確かに、今にも降り出しそうなどんよりとした重い雲ではあったが・・・。

でも、降っていない。おお~~、ラッキ~・・レッツゴーと相成ったわけですよ。

30分間、早朝の田舎道を快調に飛ばし、あの信号を右に折れると会場だよって所から巨大な雨粒が落ちてきた。のろのろと前の車の後に着いて行くと、野球場の芝生の上がマイカーに与えられた駐車スペース。

開会式もエアロビクスもパスして車に横になってると、その雨音の煩いこと。あ~ぁ、来るんじゃなかった。家でゆっくり寝てた方がお利巧さんだったかも・・なんて思いながらも。待てよ、折角来たのだから、完走証だけでもゲットして帰ろうと思い直したり・・。でも、なんだか風邪が酷くなりそうな予感・・も。

そうこうしてるうちに雨は上がり、ハーフの出発が迫ってきた。その20分後が出番だから、急いで野球場の芝の上でジョグ&ダッシュを繰り返し、形だけのウォームアップ。

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

スタートして、前から落ちて来る中学生の集団を回避したり割り込んだりしながらのダッシュ。もちろん、4'30"/km のペース配分が目標だからそのスピードで飛ばす。ところが、守れたのは2キロまで。3キロ以降は4'50"/kmにガクゥと失速したようです(後からラップタイムを見て分る)。

実のところ、折り返して間もなく頭の後ろの方に痛み(まぁ、頭痛だよね)を感じた。それはまるでかき氷を食べたときにツゥ~ンと来るあの痛みに似ていたかも知れない。正直に書けば、これはショックなことであり、この後緊張感が保てなかったのは事実。どうしたの? 風邪? 脱水? 貧血? それとも脳の酸欠? いずれにしても、無理は禁物(年齢的に)と、ボォ~っとして不確かな状態の脳裏をよぎったことを覚えています。

前回出場のときも、同じ地点で同様な症状が・・。他の大会では全く出ないだけに不思議なことですよ、これは。

「走った距離は裏切らない」のようなことを言ったアスリートがいたが、ズパリ当たってるよな~・・と変に感心しながら、前のランナーの背中に入ってた太い黄色の横ラインだけを見つめて走ってた。もう、へろへろ、ふらふら状態の情けないフィニッシュ。

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年齢分けの高齢組に入り、しかも身体にハンデを背負った私にとって、スタートラインに立つと感動の余りウルウル来てしまいます。今年も来れた喜びと、無事に終わって帰れるかなの不安が重なる複雑な心境も覗きます。

若い頃は走れば走るほど速くなった。でも、加齢とともに走れば走るほど故障するのです。だから、今日は練習した方が良いのか、休んだ方が良いのか、そんな慎重な判断が日常的に要求されるのです。ただ頑張りさえすれば良かったあの頃が懐かしく、そして羨ましく想うこの頃です・・・。