第8回 桜川市さくらマラソン (2013.03.17)

参 加 記


昨年の第7回大会に続いての参加となります。それ以前には、第2回・3回と出てますから、トータルでは4度目です。


■ 10:35 スタート

今回はコースが一部変更となり、体育館傍(駐車場の出入り口)の公道がスタート地点。そこは、概ねこの道路のピーク(最も高い)地点なのです。だから、前方も後方も下り坂。

10分ほど前に行ってみると、既に出発を待つ一団が出来ていた。後から行ったのだから、チィと後ろめたい気分を伴いながらも、この辺りが自分のタイムだろうと見当を付けて横から入る。悪いやっちゃねぇ~・・はっきり言って割り込みでっせ(^^;

前方の係の方から「3分前~」「1分前~」「30秒前~」とカウントダウンがあり、”パ~ン”と一斉スタート。うん、やっぱ、道路の方が良い、足のグリップ感がね。直後から下りだから、一気にスピードに乗れる感覚(自分なりのスピードとお断りしておこう(^^ゞ )。
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天気予報では、気温が少し低めの数値だったが、予想以上に暖かな快晴となった。そして、風もまったく気にならなかった。

これまでの経験則から、当日が暖かな日だと、最初から積極的に行って出来る限り粘る。一方、寒い日は怪我をしないように慎重に入って、十分暖まってから頑張る。

当然、今日の陽気は前者のパターン。だから、股関節のストレッチなどして(普段はやりません)、最初から大きなストライドで走ろうと準備した。
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暖かさとスタート直後の下りを利用して、ちょっとオーバーペースだろうと思うくらいの走りです。距離標がないのでラップを正確に計ることは出来ないが、”えっ!大丈夫?”と、ちと不安も。

このコースは4度目。道路の曲がりや周囲の民家なども覚えてるものが多く、”昨年は、ここで先頭ランナーとすれ違ったんだよな~。まだ来ないから、自分が早いのかも知れないぞ”などと単純に比較してた(後から思えば、今年は折り返しまでの距離が短くなってるんだよ)。

やがて、折り返し地点に辿り着く。赤いコーンを回りながら、”マジック持った人がいない!”。

これまでは、手にマジックでチェックして貰ったっけ。それって意味無いんじゃない?と思いながらも、確か中学校のマラソン大会以来で懐かしく、ほんのりと嬉しかったものだ。
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さて、後半(=残り半分と既に思い込んでる)。予想以上に体調も良く、気を抜かずに走る。この辺りになると、ランナーの列も長く伸び、比較的疎らな状態。だから、前方に見えるウェアは、大きくなったり小さくなったりはあるものの、滅多に入れ替えが無い。まぁ、我慢の時間帯だね。

やがて、見慣れた銀色の体育館が視界に入る。そして、これを目標にパワー全開・・が、これまでの習慣。なぜなら、体育館まで登り切れば、建物横をクネクネと曲がりながらゆっくり走り、石畳の急な坂道を下れば目の前に黄色の巨大なアーチ。要は公園内は慣性力だけで走り切れるから、入口までに燃え尽きて良かったのだ。

と、この習慣を全く疑わなかった・・今回も。余力を惜しまずに坂道を掛け登って来た私が見たものは・・え??・・入口がない。まだ先がある。そう言えば、コースはそう図示されてたよ、確かに。その場に来るまで、このことをすっかり忘れてた(^^;

体力も残ってないが、気力がドドォと折れるのを感じた。ここに書くまでもなく、この後の走りは無残な・・はい、撃沈です。7、8人には抜かれたかも知れない。もう、そんな記憶さえ曖昧な状態で、只々黄色のアーチを目指した。

アーチ横の時計を見ると、XX : 57 : XX とかって。
え~っと、これって何分ってこと? 計算出来ないよ~。酸素が足りねぇ~ぞ、この頭 (^^;

□ タイム 22' 47" ( ネット 22' 44" , スタートロス 0' 03") □

「えっ! 距離短くない?」が第一印象。最後1キロのヘロヘロ状態を思えば、少し早過ぎるかも・・?


■(毎度)朝のドタバタ劇

前夜は 22:00 頃寝床に。普段より2時間ほどは早いから、そう簡単に寝付くはずがない。翌朝早いのだから、何とか眠ろうと焦ると、余計に眼が冴えて来る。

”まったくぅ~・・もう”と諦め加減になると、いつの間にか眠りに付いている。不思議なもんだよ。

朝4:30起床・・と思ったら、5:30 だった(^^:
いつもそうだけど、短針と長針の関係がイマイチ正しく読めないみたい。小学校へ再入学せにゃ~あかんよ。

急いで風呂に点火し、昨日積み残した荷物をクルマに積み込む。で、6:15 出発。

ドライブコースは昨年の大会に書いたのと同じ。所要は 35分。途中コンビニに寄ったので、プラス 5分というところ。


■ 左肩の痛み

昨年の7月頃から、腕組みをしたときやデスクに肘をついたときなどにキリキリと痛みを覚えるようになった。ところが、同じ動作を2度、3度と繰り返せば、全く消失してしまう。

それでも症状は悪化の一途。整形外科では”50肩”との診断。

3月初めころまでは、眠れない(夜間痛のため目覚めてしまう)夜が続き、寝不足でのマラソン大会は危険だから不参加になりそうだなと思ってた。ところが、直前の1週間はぐっすり眠れた。

睡眠が取れれば、係の方に迷惑をかけるようなこともなかろう・・。あとは自分の肩が痛いかどうかだけだから問題ないよね。と、ぎりぎりセーフで参加することにした。諦めずに、ずっと走り続けていて良かった。


■ 振り返って

持病の腰痛に加えて、今回は50肩の痛みも。これって以外に手強いんですよ・・左肘が後ろに引けない。だから、上体がねじれて横向いて走るようなバランスの悪さ。

更に体重オーバー。約3キロほどでしょうかね。上の肩痛で睡眠不足が続き、そうしたイライラ感を紛らわすために、つい摂取カロリーが多くなってしまう意志の弱さを痛感しました。
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大会の期日が遅くなって、いろいろな故障持ちの身としては大変有難かった。この時期の2週間の違いは、気候的に暖かさを十分実感できます。

今年はボランティアの方々が特に多かったように感じました。お陰で楽しく走れました。ありがとうございました。

完 走 証

結 果

記録 22' 47"
距離 5 km
種目名 男子 50 才以上の部
種目別順位 26位/65人[75人]
総合順位 112位/281人[326人]
※ 上は 順位/完走[登録]
天候:晴れ、気温:12.9 ℃(下館11:00)
湿度:26 %(水戸11:00)

会場 & 周辺スナップ






フィニッシュゲートとなる巨大な黄色のアーチを中心に撮りました。撮影方向は全てが概ね北向きです。

タイムを計測するランナー側の機器(進化だ)。よく見かけるシート状のゴムマグネットのよう。厚さ1ミリ程度で針金入りビニル紐(電気器具を購入したとき、電源コードを束ねてるやつ)で、靴紐に縛り付けます。

ゲットしたグッズいろいろ。完走証、ゼッケン、ドリンク、参加者名簿、そして参加賞は定番のTシャツではありませんでした。地元で製造されてる柚子ジャム(マーマレードやね)と柚子胡椒(ゆずこしょう)のセット。ところで、柚子胡椒って何して食べるの?


なんとも過酷で充実した時間でした。上段がネット、下段がグロスタイム。 (^^ゞ