■ はじめに
このページを更新できる日が来るなんて、夢のような話で本当に信じられません。この 12 年間は毎日が首痛、背中痛、そして膝痛と苦痛の連続であり、高齢者とはこんなものかと諦め気分が支配していました。それでも、痛みの原因を丹念に探し求め、効果がありそうなリハビリ・ストレッチを怠けずに実行し、この1年は週に2回程度のジョグを繰り返してきました。
これで完走が出来るのか? と、不安はありましたが、5キロだし~、歩いても良いわけだし~、それにもう直ぐ70歳だし~チャンスがある時に走らないと・・。
迷いながらも重心は参加に偏って行きましたが、一応自分なりのハードルを作りました。それは、参加標準記録を突破すること・・『練習で1キロ5分を切る』こと(笑)
■ 目標
目標は
【 完走 】 に尽きます。これまでの練習で走った最長は3キロ。本番は勢いで行ってしまうだろうと楽観視する一方、例え5キロと言えど、病後未経験の距離。やはりスタミナが心配。
■ スタート前
さて、スタート地点の道路上にはプラカードを高く掲げた係員が3人いました。【~18分】、【18~21分】、そして【21分~】。これはスタート直後の混乱を防ぐための合理的な方法だと思います。ところが、自己申告ですから一番前に並んだところで、迷惑なだけで問題になることはありません。
今年の様子を見ると、そんな不届き者は居ないようで、ほとんどが最後尾のプラカード後方に並んでいました。うわぁ・・正直者ばかり。もちろん私もそうです(笑) そして、スタート前にプラカード係員が道路の端にササッと移動すると、小さなどよめきが上がり一斉に前へ詰めます。あわわ・・自分の意志とは関係なく、全体の流れに押されて、かなり前の方へ。やばいよ、もっと後方で良いんだよ、爺の目標は完走なのだから。
■ 10:25 スタート (過酷過ぎる25分間でした)
どのレベルの参加者でも、それぞれのペース配分を事前にシュミレーション(準備)してると思います。私の場合は、大よそこんなタイムを目標にしていました。
5' 20" + 5' 10" + 5' 00" + 4' 55" + 4' 50" = 25' 15"
要は徐々にビルドアップしていくパターンで、比較的走りが楽しめるものです(笑) ところが、周囲のランナーに釣られたのと、12年ぶりの大会参加で興奮していたからなのか、予定より相当に早いぞと感じていました。やがて1キロ地点で時計を確認すると余りのタイムに信じられず、念のために時計のボタンを2度押しするほどでした。
でもまぁ、、仕方がないさ。残りの4キロが苦しい走りになりそうだけど、脱落しないように粘れるだけ粘ろう・・と。そうは言っても、喉の奥はパリパリに乾燥して痛い。一方、呼吸は楽ではないが、一応は安定してる。そんなことを確認しながら2キロ地点、更に折り返すと直ぐに3キロと、なんだか今にも空に飛んで行きそうな意識を呼び戻し、「こんなところで周囲に迷惑を掛けちゃダメだ」と奮戦。
さぁ~、ラスト2キロ。これまでの参加時なら、ロングスパート(笑)とスピードアップしたいところ。でも、ほら・・、オーバーペースで入っちゃったから、老体にはいろいろとトラブルが・・。具体的に書けば、
① 視野が狭くなった。思考力低下。
② 着地のたびに背中と大腿前部が痛む。
と、爺さん撃沈 (^^;
こうなりゃ~安全にゴールしよう。無事に走り終えて、そして無事に家に帰ろう。一気に弱気に転じて、現実路線に変更しました(泣)
走り終えて結果のタイムだけを見れば、全ラップタイムはほぼフラットで悪くはないのですが、何ともスタート直後が予定より速過ぎた(オーバーペース)。余裕のある走り方をして、颯爽と笑顔で格好よくゴールしたいところでしたが、現実はそうならないんだよな~これが。
| ストップウォッチに残された記録 |
| 距離 |
ラップ |
スプリット |
メ モ |
| -10 m |
0' 00" 00 |
0' 00" 00 |
スタート・ロス(目測で約 10m ) |
| 0 km |
0' 05" 93 |
0' 05" 93 |
スタート地点 |
| 1 km |
5' 03" 06 |
5' 08" 99 |
|
| 2 km |
5' 03" 86 |
10' 12" 85 |
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| 3 km |
5' 04" 03 |
15' 16" 88 |
|
| 4 km |
5' 01" 28 |
20' 18" 16 |
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| 5 km |
5' 03" 00 |
25' 21" 16 |
ゴール地点 |
手元のストップウォッチによれば、最後のスプリットタイムは 25' 21" 16 です。秒の桁までに切り上げて丸めると、手時計のタイムは計測システムに正しく計れていたことになります。
今回、完走証にはネットタイムも記録されていて嬉しかったです。だって、これこそが 5 キロの実タイムなのですから。
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■ 当日朝は 6:00 出発 ! 所要 50 分 ‼
冷たい雨粒がポツポツと音を立てて車に打ち付ける中、会場に向かって出発した。終日雨は困るけど、心は走る気力に満ちていた。なぜなら、文明の利器であるインターネットを利用して、気象庁の雨雲レーダーから小さな雲が通過することは分かっていたから。
出発後5分のところにあるコンビニで朝の食事を調達し、見覚えのある道路とその風景を楽しみながら予定通りに到着。この時間帯だと、ほぼ一番近い駐車場に止められる。いろいろと整形外科的な問題を抱える身としては、車を降りて直ぐの所からスタートできるのは有難い。
この頃にはすっかり雨も上がり、時折青空も覗く絶好のマラソン日和。ああ、、とうとう来てしまったかと緊張感を覚える。
さて、問題はスタート時刻の予想気温が 11 ℃と、期待よりは低め。先に書いたように、変形性膝関節症(「膝の軟骨が擦り減った」で知られてる)は冷やさないことが重要らしい。もし、15 ℃を超えるようならショートパンツと考えていたが、大事をとってロングパンツとTシャツに決めた。
■ おわりに
はじめのところで、参加するかどうか悩んだことを書きましたが、実は当初の締切日にはパスしました。つまり一旦は参加しないことに決めたのです。ところが、締切日が1週間ほど先延ばしになりました。「そうか・・参加者が少ないのか」と思い、出てみようかと急遽の心変わり。魔が差したんですね(笑)
12年振りの参加。5キロを一緒に走った人は大人だけだったので、特に混雑することも無く、秩序立ってとても走り易かったです。急ブレーキや急カーブが苦手な老人にとっては安全・安心なランでした。
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無事に帰宅しました。もうそのことだけで十分です。この後は洗濯をして、幾つかのものを元に戻して、そして Webページをを纏めて・・。数日間は元通りの生活に戻れないな。要はいつも通りの跡片付けをしなければならないってことだよねぇ~~結構大変。
ところで、来年どうするよ(笑)